Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

教習生を呼び捨て? 下の名前(ファーストネーム)?

2024-06-10 12:41:03 | Weblog

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パイロットアカデミーでは、
教習生のことを「○○さん」と「さん付け」で呼んでいます。
別に珍しくもないでしょうが、
他の教習所では、
未成年の教習生を「○○くん」と呼んだり、
女性の教習生を下の名前(ファーストネーム)で呼び捨てにしたり、
という所もあるやに聞き及びます。

もしかしたら、それで親密さを表現しているのかも知れませんが、
長い付き合いの中で人間関係が出来ているならともかく、
教習に来た程度で「くん付け」や「呼び捨て」というのはどうなんでしょう?
まして、もし指導員の方が教習生より立場が上だと思っているのだとしたら、
その高慢は改めるべきでしょう。

話は変わって…

神奈川県内の某クリニックで、
患者さんを「○○さま」と、様づけで呼んでいるのを耳にして、
診察時間が終わってから、その意図を院長に尋ねてみたことがあります。
で、その理由は、
「スタッフに、“お客さま”だと意識させたいから」なのだそうです。
「でも…」と院長は続けました。
「ドクターが患者に話しかける時は『○○さん』と呼びかけている」とのこと。

「お客さま」には違いないけれども「お客さま扱い」はしない、
といったところでしょうか。
教習指導員が教習生を呼ぶ際にも通じる話で、大変参考になりました。

でも、やっぱり「くん付け」や「呼び捨て」は論外でしょうね。


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減速する時はクラッチを切らないのが原則

2024-06-08 07:58:56 | Weblog

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今日はMT(マニュアル・トランスミッション)車の話。

ブレーキを掛け始めたらすぐにクラッチを踏んでしまう人がいますね。
スピードを落としたらシフトダウンしなければならないと思ってか、
それとも、エンストしたくないとの気持ちが強すぎるのでしょうか。
もしかしたら、右足と左足とが無意識に連動してしまうのかも知れません。

理由はどうであれ、クラッチを切ってしまうと
エンジンブレーキが働かなくなって危険ですよ。
また、クラッチが切れている間は、
タイヤが駆動系とは関係なくカラカラと回ることになるため、
車の挙動が不安定になって、これまた危険ですし、
さらには、再加速が必要になった時(多くは咄嗟の時)に
クラッチをつなぐという余計な手間が必要になります。

いずれにしても、クラッチを切って良い事はありません。

仮に、クラッチを切るのが遅れたためにエンストしたとしても、
エンジンを掛け直せば良いだけのことではないでしょうか。
試験の採点基準でも(一種免許なら)
エンストは1回やっただけでは減点されません。

なので、
減速中はクラッチをつないだまましっかりエンジンブレーキを効かせて、
クラッチペダルは、エンスト寸前ぎりぎりの所で踏むようにしましょう。


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「前見て加速!」には確認完了の意味も

2024-06-06 09:59:06 | Weblog

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安全確認は、必ず動作を起こす“前”に行ってください。
「動作しながら確認する」=「確認しながら動作する」のは、
「確認が完了しないうちに動作を起こした」わけで、
すなわち「確認していない」のと同義です。

例えば、車線変更の際に、
右側の確認が終わらないうちに車線を移り始めてしまうドライバーが多いですね。
それだと「確認不十分」として減点されますよ。
この症状は、多くの場合、右側(特にミラーの死角)を確認したら、
ドライバーが顔を前に向けてから進路を変えるようにすれば改善されるでしょう。

それから、一時停止では、
タイヤを停止させた状態で「右・左・右」を確認しなければなりませんが、
2回目の「右」を見ている状態のまま動き始めてしまう人が多いですね。
それだと、厳密には安全確認が完了していないので、
厳しい試験官は「停止義務違反」(1回で試験中止)を取りますよ。
これも、停止と確認の後、
ドライバーが顔を前に向けてから発進するようにすれば良いのです。

お気づきでしょうか。
いずれも、確認後にドライバーが顔を前に向けてから動作を起こすようにすれば
大概の「確認不足」は防げます。
その意味でも、「前見て加速!」を徹底してみるとよいでしょう。


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手で操作するサイドブレーキと足で操作するサイドブレーキ

2024-06-04 09:59:06 | Weblog

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最近の車は、場所的に運転席の横(サイド)には無いタイプも多くなったため、
「サイドブレーキ」ではなくて、
「パーキングブレーキ」または「駐車ブレーキ」と言い換えられているようです。
でも、「サイド」には「補助的」という意味もありますので、
ここでは、小生の長年の言い習わしで、
「サイドブレーキ」と呼ばせていただきます。

さて、サイドブレーキには、大きく分けて、
「手」で操作するものと、「足」で操作するものがあります。

手を使うものとして…

1.(てこの原理を使った)レバー式
 レバーを握ってカチカチと音を立てるように引いて、ブレーキを掛けます。
 解除するには、ボタンを押して、そのままレバーを下ろします。
 昭和の時代はこれが大多数でしたが、今は少数派と言えそうです。
 (…と思ったら、試験車でもこのタイプがあるようです)

2.ワイヤーをまっすぐ手前に引くタイプ
 トラックなどに見られるものです。
 ワイヤーを直接引っ張るので、力が要ります。
 解除するには、握り部分を捻って、ワイヤーをゆっくり奥に戻します。

3.電動式
 スイッチ一つでブレーキが掛かります。
 解除するのもボタンを押すだけ。
 アクセルを踏むと自動的にブレーキが解除されるタイプのものもあります。

足を使うものとしては…

4.足踏み式
 左足の奥にペダルがあって、それを踏むとブレーキが掛かります。
 解除するには、サイド…じゃなくて再度ペダルを踏みます。
 車種によっては、手元に解除レバーが付いているタイプもあります。

5.オートホールド機能
 分類が難しかったのですが、
 (普通のフットブレーキで)停止するたびにサイドブレーキが掛かり、
 アクセルを踏むと自動的にサイドブレーキが解除される、
 という機能が付いている車があります。 坂道発進には好都合です。
 ドライバーの感覚からすると
 「サイドブレーキが無い」との認識になりそうですね。

ちなみに、府中試験場や鮫洲試験場で使用しているプリウスは
4の「足踏み式」です。
技能試験の採点表には「手ブレーキ」と記載されているんですけどね(笑


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合格おめでとうございます!

2024-06-02 15:53:04 | Weblog

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24041Kさま

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

教習回数が少なかったので、正直なところ少し不安はありましたが、
練習したコースがズバリ出題されたというラッキーもあり、
合格できて良かったです。

教習では、ちょっとしたハプニングもありましたが、
でも、中身の濃い2回だったのではないでしょうか。
今度の免許は更新忘れのないように、ご注意ください。

おめでとうございました!


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隣に車がいなくても車線変更前には減速

2024-05-30 13:34:51 | Weblog

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車線を移ろうとする時には、
これから向かおうとする側(右へ移るなら右側)の安全を確認するわけですが、
その間(確認している間)は、
アクセルを緩めて、軽く減速しておきましょう。

「右隣に車がいたら、減速してその車を先に行かせる」という
レーンチェンジのテクニックがありますが、
ここで言っているのは、
右隣に他の車がいようがいまいが減速する、という話です。
いや、むしろ、
「他車の有無を確認するためにこそ減速する」と言うべきでしょうか。

複数の通行帯がある道路で、
もしも隣の車線を走っている車がミラーの死角に入ったままずっと並走していたら、
直接目視してもその車を見落としてしまう可能性があります。

そんな場面では、
自分がアクセルを緩めて少し減速するだけで、
並走していた車は前に進んでドライバーの視界に入って来てくれます。
そうなったら、ドライバーは、その並走していた車でなくて“その次の車”に
注視すればよいのです。

また、減速するとともにウインカーを出すことによって、
「車線変更しようとしている」との意思表示にもなります。
これに“次の車”のドライバーが気付いてくれれば、
余程の意地悪でない限り、大概は道を譲ってくれますよ。
(それでも再確認してから車線変更すべきなのは言うまでもありませんが…)

そして、レーンチェンジするにあたっては、
「これから進むべき車線の遠くを見て、アクセルを踏み込んでいく」(前見て加速!)
のでしたね。


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二輪車も1台の車

2024-05-28 10:01:36 | Weblog

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自分の前に二輪車が走っている時、
充分な車間を空けていますか?

遠近感のマジックで小さな二輪車は遠くに見えてしまうためか、
後続車が車間を詰めて走っているのを、よく見掛けます。
(まさか嫌がらせのつもりはないでしょうが…)

万が一、そういう状態でそのバイクに追突したら、
ライダーの生命に関わる事故になりますよ。
そもそも、二輪車は転倒しやすい乗り物だということも
忘れてはいけません。

ですから、二輪車の後ろでは、
車間を気持ち広めに取って走るのが望ましいです。
とは言っても、
「円滑な交通」というのも考えあわせると、
せめて“普通車と同じ程度の車間”は空けておきたいところです。

それから、
信号待ちなどで二輪車に続いて停車する場合も、
やはり、普通車と同じくらいの車間を空けて停まりましょう。

停車中に車間を空けておくことの意味は、
玉突き衝突を回避するため、
前の車が立ち往生した時に避けて通れるようにしておくため、
の2つの理由がありました。
そのどちらも、二輪車であっても通じる話です。

二輪車も一人前(?)の車として、1台分の扱いをしてください。


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仮免の期限が切れたら取り直せばよい

2024-05-26 15:59:09 | Weblog

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仮免許は取得してから6ヶ月間だけ有効です。
これは、
試験場(免許センター)や指定教習所で仮免許を取得した場合だけでなく、
免許をうっかり失効した人が1年以内に手続きをすると仮免許になりますが、
そのような経緯で交付された仮免許でも同じです。

その6ヶ月の間に、路上練習して、
本免技能試験(指定教習所では卒業検定)に合格しなければなりません。

ところで、
「もし本免に合格できないうちに仮免の期限が到来してしまったら?」
と心配する向きも有りますが、何も心配する必要は有りません。
期限が切れたら仮免許を取り直せば良いだけの話です。

そんなふうに言うと、
「もう2度と仮免取れる自信が無い。」と答える人もいらっしゃいます。
でも、そうだとしたら、
仮免も取れない程度の技能で路上を走っているわけで、
そのほうが問題でしょう。

でもまあ、仮免を取り直すのにまた苦労するのも面倒には違いないので、
極力、期限内に合格しちゃいましょう。


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ひと呼吸“間”を置いてからハンドル

2024-05-24 18:59:58 | Weblog

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クランクコース(屈折型狭路)で曲がる時に
内輪差で縁石に載りやすい人は、
「ここだ!」と思った所じゃなくて、
ひと呼吸、間(ま)を置いてからハンドルを回し始めてみてください。

内輪差で載るのは、そのほとんどが、
ドライバーが見ているボンネットを、
見えているままに通らせようとしているのが原因です。

ボンネットの前に見えているのは、
実は「4mくらい先の路面」でしたよね。
なので、それに釣られてハンドルを切ってしまうと、
タイミングとしては、やはり早すぎることになります。

「気持ち行き過ぎてからハンドルを切る」ぐらいで
ちょうど良いはずです。

そうやってみて、
もし曲がりきれずに車体の前側がぶつかりそうになったら、
ぶつかる前に車を停めて、切り返しをして通過してください。
ドライバーは現にその光景を見ているわけですから、
それが可能なはずです。
それにしたって、
内輪差で縁石に載り上げるより、はるかにマシなのですから。


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一時停止は3秒?

2024-05-22 12:14:26 | Weblog

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「一時停止は、タイヤを“3秒以上”止めるんですよね」と、
ある教習生がおっしゃいました。

そうですねえ、
それも間違いとは言い切れず、覚えやすければそれで良いのですけれど、
採点基準で「3秒以上」と定められているわけではありませんよ。

一時停止は、
「停止+安全確認」でした。
タイヤをピタリ止めて、左右(右・左・右)を確認します。
そして、その安全確認が終わるまで車を発進させてはいけませんから、
結果として、タイヤは3秒以上止まっていることになるでしょう。

「3秒以上」にはそういう意味があるのです。
秒数の問題ではなく、
しっかり確認する必要がある、ということを理解してください。

ドライバーが「3秒以上」を意識することで確認がきちんと出来るのなら
そういう覚え方を否定するつもりもありませんが、
どちらかと言えば、「3秒」という数字よりも、
一時停止の意味と方法を、正しく覚えてほしいものです。


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